Search
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
Recommend
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
【歌唱分析】お久しぶりね/小柳ルミ子
0


    歌唱分析第一曲目は、懐かしの昭和歌謡。


    著作権うんぬんかんぬんの話もあるし、
    歌詞全体を掲載することは避けますね。


    歌詞全体や実際の歌は、各自で調べて下さい。


    それと、出来るだけレコード or CDバージョンの初めのものを聞くようにします。

    が、みなさんが聞いてるのと同じバージョンじゃ無い可能性が有るのはご了承を。


    それと、分かりやすい様に、注釈を次の様に分けて書きます。


    【使われてるテクニック】
    《そのテクニックを使うと、どう言う表現になるか(あくまでも私の主観)》


    ※アルファベットは、曲のパート。
    メロディや雰囲気が変わる所でグループ分けをします。
    歌の打ち合わせをする時に、「Aメロ」「Bメロ」と言って使います。


    それでは、早速「お久しぶりね」の分析行ってみます。


    ※ー※ー※ー※ー※ー※ー※


    では、まずこの曲のストーリーから見てみます。

    ◆何年も前に別れた元彼と街で出会う女性。
    彼に対しての恋心はまだ持っているのに、素直に好きだとは言えない。
    好きでも一緒になれない状況(もしかしたら彼女は既に結婚してる?)に、彼に対して恋心が残ってない様に振る舞う彼女。
    好きだけど一緒になれない、揺れる女心のジレンマがテーマ。


    さて、前奏。

    なんだか、ちょっとドロドロした恋愛ストーリーが始まりそうな前奏。
    一転、軽快な前奏に急に変わります。
    この辺も、女性の心と態度の裏腹さを表してますね。



    [1番]
    [A]
    お久しぶりね
    【鼻に掛けた声】
    《全体を通して、大人だけど可愛い女性の雰囲気や、大好きな人の前に居る時の女性の可愛らしさを表現する為に、歌声は少し鼻に掛けた可愛らしい声にしています。
    特に、「お久しぶりね」の「ね」が少し強めに鼻に掛ける音を強くして、甘えた声にしています。》

    あなたに会うなんて
    【Aメロのフレーズの最後は、ごく軽いビブラートを掛けつつ短めに音を切っている】
    《女性の可愛らしさを表現しつつ、都会的な大人の女性のカラッとした性格を表してます。》

    経ったのかしら
    【「経った」の「た」で破裂音を少し強調】
    《それまでが、少しねちっこさを出した歌い方なので、この破裂音でリズム感がでるかなと思います。》

    【「かしら」の「か」で軽いこぶし。】


    少しは私も 大人になったでしょう
    【「少しは私も」の「は わ(たし)」と「も」が特に鼻に掛かっている。】
    《可愛い「私」を印象付ける。》

    【「でしょう」の辺りで、ニヤッと笑った声。特に「し」で、ちょっと「N」が入っている】

    できたでしょうね
    【「できたでしょうね」で鼻声が無くなっている】
    《ここで少し現実に戻り、心のざわざわ感を意識する。》

    [B]
    お茶だけのつもりが
    【Aメロより強く歌う】
    《余裕を装うAメロに比べ、少し本音が顔を出すBメロ。気持ちの高ぶりを表現》

    【語尾の音は短め。】

    時のたつのも忘れさせ
    【語尾は長めで軽くビブラート】


    別れづらくなりそうで
    【「別れづらく」の「づ」を
    息漏れを多くする。
    《辛さを表現》

    ※この様に、息漏れの多い少ないで感情表現が出来ます。

    【「ら」が軽く巻き舌】
    《厳しさを表現。》
    【「く」の「K」が強め】
    《苦しさを表現。》
    【「そ」で軽いこぶし】

    なんだかこわい
    【潔いロングトーン 最後にビブラート】
    《主人公の本音なので、主張。》


    [C]
    Cメロは、この曲で一番難しい所です。
    いかに流れる様にスムーズに歌うか、
    そして、1音1音、音程をしっかり取れるが、歌い手の技量だと思います。


    それじゃあ さよなら 元気でと
    冷たく背中を向けたけど

    【あくまでも滑らかに音程を保って、流れる様に。
    低音から高音に上げないといけない
    「で」と「け」が強すぎず滑らかでお見事!】
    《心の中の彼への思いと裏腹に、目の前の状況は、坦々と進んでいく。でも何も出来ない自分》

    今でもほんとは 好きなのと
    【その前の二行のフレーズより、流れる様に歌いながらも、しっかりハッキリ。
    特に「今」の「い」がちょっとプレス気味に】
    《前の二行は、建前。
    この行は、本音だから強い気持ちが出ている》

    つぶやいてみる
    【「つ」の「T」の子音を強調。最後はビブラートなし】
    《破裂音で強さ勢いを表現。
    サビに向けて盛り上がりを魅せるロングトーン。》


    もう一度 もう一度 生まれ変わって
    もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね

    【どちらも一回目の「もう一度」の語尾は、軽く切っている。しかも、「ど」の後に「ん」が入っている】

    《軽快さを出す為と、建前の部分を表現。「ん」は可愛さ。要するに彼に見せている部分》
    【2回目の語尾は伸ばしている。】
    《これが本音の部分。対比を作っている。》

    【最後の「逢いたいね」の「ね」のロングトーンは、最後は「ん」になる位の鼻に掛けた声】
    《女性の可愛らしさを表現》



    [2番]
    [Aメロ]
    お久しぶりね こんな真夜中に
    あなたから電話をくれるなんて

    【「くれる」の「く」の子音「K」が少し強め】
    《強調。電話を「くれた」事実を強調》


    おかしいくらい まじめな声で
    【「おかしい」の「お」の前に、小さな「ぉ」を入れてます。】


    私に迫るから
    【「迫る」で少し息を強め】
    《迫る感じを表現》

    眠気も覚めた
    【「め」でこぶし】

    [Bメロ]
    愛を育ててみたいねと
    【「育てて」の「そだ」に息漏れを入れています。】
    《大切に慈しみながら「育てる」表現》
    【「い」で軽くこぶし】


    ※以下は、1番と大体同じなので、省略〜。


    どうでした?

    上記の事、聞き取れました?

    または、もっと聞き取れた事は有りますか?

    名曲を探ると、色んな細かい事をして歌に表現を加えていってるのが分かると思います。

    是非、あなたの大好きな歌を分析してみて下さいねー。

    ご希望に添えるかは分かりませんが、私に分析して欲しい曲が有ったら教えて貰えると嬉しいです。

    ではでは、いつになるか分からないけど(笑)、次回をお楽しみに〜。

    See you!


    【Benicia Vocal Studioホームページ】
    http://benicia.ciao.jp
    ※メルマガ登録はこちらから

    【レッスン予約】
    http://supersaas.jp/schedule/benicia/lesson
    (ガラケー版↓)
    http://m.supersaas.jp/schedule/benicia/lesson

    posted by: 上松夕嘉里・Judy♪ | 歌唱分析 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) |